比呂池写真事務所 › 高山祭

放置状態の「秋の高山祭」屋台画像 レタッチがやっと完成(1/2)

2020年 1月24日

昨年、秋の高山祭(2019年10月9日・10日催行)で祭屋台の撮影をしましたが、レタッチ(画像の明暗色調補正処理)をする時間がとれず、ず〜っと放置していました。

秋の高山祭

新しい年を迎え、春の高山祭が4ヶ月後に近づいたプレッシャーもあり、ようやくレタッチを始め、このほど完成しました。


秋の高山祭
古い町並みを進む「神馬台」
神の使いの白馬と白丁姿の人形が目を引きます。
祭屋台だけでも絵になりますが、提灯が並ぶ古い街並みといっしょに撮ると、美しさが際立ちます。
下半分は、上の画像を拡大したもので、ピントはバッチリです。


秋の高山祭
桜山八幡宮 表参道に入場した祭屋台
左の「豊明台」は赤色と金色が基調で鮮やかな色づかい、右の「神馬台」は青色と金色で同幕に刺繍された般若面が特徴です。



表参道に曳き揃えられた祭屋台(今回は9台)
いちばん手前は「金鳳台」
祭屋台の赤色や金色が、神社の森の緑に映えます。


秋の高山祭
宵祭 屋台行列の先頭を進む「神楽台」


秋の高山祭
宵祭の「布袋台」 その後ろは「金鳳台」


秋の高山祭
宵祭の「大八台」 その後ろは「鳳凰台」


提灯を灯した祭屋台は1台だけでも十分美しいのですが、何台も続くと壮観です。安川通りは道幅が広く、連なる屋台を一度に撮すことができます。


宵祭屋台の撮影のポイント

普通に撮ると提灯だけが明るく、屋台は暗く写ります。
屋台をある程度明るく写すには、クリップオンストロボを発光させますが、色温度のバランスが画像の出来を左右します。

色温度の関係図
色温度(K:ケルビン)
 屋台提灯 2500K〜3000K
 カメラの設定 3500K〜4000K
 クリップオンストロボ 6000K

撮影データ(参考)
ISO5000 f2.8 1/60
焦点距離88mm(70-200mm F2.8ズーム) 

カメラ設定値に対して、提灯は約1000K低いので、提灯は暖色に写ります。
そこにストロボ光6000Kが当たると、カメラ設置値より高いので青白く写り、雰囲気に合いません。


色温度の関係図
ストロボ発光部の前にオレンジフィルターをつけ色温度を低くします。
 屋台提灯 2500K〜3000K
 カメラの設定 3500K〜4000K
 クリップオンストロボ 6000K → 4000K

カメラ設定値に対して、提灯は約1000K低いので、提灯は暖色に写ります。
カメラ設定値とストロボ光は、ほぼ同じなので、屋台の色がそのまま美しく写ります。



比呂池が使っているクリップオンストロボには、濃度が違う3種のオレンジフィルターがオプションで用意され、宵祭屋台では真ん中の濃さのフィルターを使っています。



専用フィルターが用意されてないストロボには、市販のオレンジフィルターをテープでつければ、同様の効果が得られます。
発光部に直接貼ると熱で焦げてしまうので、アールをつけて空間を確保します。
ネット検索すれば、比較的熱に強いストロボ用色フィルターや舞台照明用色フィルターが出てきます。
色の濃さの選択に迷いますが、使ってみて色が薄いと感じたら2枚重ねをします。



ちなみに、比呂池が使っているフィルターには濃度の値がとても小さい字で「1/4/・1/2・1/1」と記載されていますが、老眼の比呂池は読むことができず、また、暗い場所では色の濃さの判別もできません。
そのため、濃度に合わせて赤丸シールを貼っています。



ブログのアップが遅れた言い訳・・・
日中の画像はレタッチにそれほど時間を要しませんが、宵祭の画像は1枚レッタチするのに数時間かかります。
また、集中力を要するため、1日にレッタチできるのが(比呂池の場合)2枚程度と、そのため撮影から3ヶ月以上も放置してしまいました・・・

次回のブログでは宵祭画像のレッタチ方法の概要を説明します。

比呂池写真事務所では、高山祭屋台の画像を販売しています。
今回ご紹介した以外にも多くの画像があります。
お問い合わせお待ちしています。
高山祭屋台画像の料金はこちら https://hiroike.hida-ch.com/c54778.html

参考記事
  

サッポロビールポスターに高山祭屋台画像を採用いただきました。

2019年10月 8日

明日・明後日は皆さんお待ちかねの「秋の高山祭」
2日ともいい天気が予想されます。

高山祭屋台

この度、サッポロビール様のポスターに、高山祭屋台の画像を採用いただきました。
それもなんと4枚も・・・ありがとうございます〜(^O^)/


サッポロビールポスター
ポスターは高山市内のサッポロビールを扱う飲食店等に貼ってあります。
ビールのポスターなのに、屋台画像の方が大きいところがすばらしい〜


高山祭屋台
4台のからくり屋台
左から 三番叟(春)・石橋台(春)・龍神台(春)・布袋台(秋)
2017年4月ユネスコ無形文化遺産登録記念 総曳き揃え
春・秋は神社が違うので例祭では同時に曳き出されません。


高山祭屋台
秋祭 左から 豊明台・神馬台・・・
明日・明後日に曳き出されます。


高山祭屋台
春祭 左から 石橋台・龍神台・麒麟台
桜の後ろの屋台は?


高山祭屋台
春祭 左から 三番叟・石橋台・龍神台
夜祭終盤、赤い中橋を渡り各屋台蔵に帰っていきます。


高山祭屋台
ビンの刻印が3本ともぴったりそろい、とっても綺麗に撮ってあります。
屋台画像だけでなく、商品撮影も比呂池にご依頼があるようガンバらなければ・・・
  

春の高山祭 石橋台の からくり奉納(3/3)

2019年 4月14日

石橋台の からくり奉納

春の高山祭 石橋台からくり
石橋台(しゃっきょうたい)は、扇笠姿の美女が踊るうちに、獅子に変身し、また美女に戻る からくり です。


春の高山祭 石橋台からくり
人のポートレート(表現がおかしい?)を撮るように、からくり人形とはいえ目がしっかり写っていることが重要です。


春の高山祭 石橋台からくり
変身の瞬間は、あまり「 お し と や か 」とはいえません。


春の高山祭 石橋台からくり
荒れ狂う獅子の姿に・・・
明治時代に風紀上よろしくないと中止されましたが、昭和59年(1984年)復活しました。


春の高山祭 石橋台からくり
最後は、両手に牡丹の花を持ってバンザイポーズ。


14日は午前中のからくり奉納は行われましたが、天気が下り坂で、お昼前には各祭屋台は屋台蔵に帰還。
お昼には雨が降りだし、午後も雨、さらに夜祭も中止となりました。
15日に期待したい比呂池です。






  

春の高山祭 龍神台の からくり奉納(2/3)

2019年 4月14日

龍神台の からくり奉納

春の高山祭 龍神台からくり
龍神が化身した老人の酒乱がひどく、唐子が老人を壺に入れ捨てたところ、壺から龍神が飛び出し怒り舞うところが見所です。


春の高山祭 龍神台からくり
壺の中に龍神が入っているとは、とても思えません。


春の高山祭 龍神台からくり
壺が開き龍神が出現!
多量の紙吹雪(1回目)が舞い散ります。


春の高山祭 龍神台からくり
2回目の紙吹雪
袖の中に紙吹雪が仕込んであるようです。


春の高山祭 龍神台からくり
3回目の紙吹雪
1回目の紙吹雪は、下にドサッと落ちる感じですが、2回目以降は、龍神が回転しているため美しく飛び散ります。


春の高山祭 龍神台からくり
さらに4回目の紙吹雪


春の高山祭 龍神台からくり
龍神は激しく舞いますが、時々ポーズを決めるかの様に一瞬止まります。
また、紙吹雪が舞っている時間は短く、両方をいい感じに撮るには、やはり連続撮影に頼らざるを得ません。

比呂池は、普段は1枚撮影モードですが、龍神台からくりを撮るときだけは、連続撮影モードです。



  

春の高山祭 三番叟の からくり奉納(1/3)

2019年 4月14日

4月14日・15日は、飛騨路に春の訪れをつげる「春の高山祭」です。

春の高山祭 三番叟からくり

2016年屋台行事がユネスコ無形文化遺産に登録されて、海外のお客さまが更に多くなりました。

14日の朝は少し陽射しがあり、午前中は陣屋前広場で4台の屋台が集まり「からくり奉納」が行われました。

春の高山祭 からくり屋台 三番叟 龍神台 石橋台
春の高山祭 からくり屋台3台です。
左から
三番叟(さんばそう)
龍神台(りゅうじんたい)
石橋台(しゃっきょうたい)


春に高山祭 神楽台
神楽台(かぐらたい)の子どもたち



三番叟の からくり奉納

春の高山祭 三番叟からくり
浦島太郎伝説を演じた からくりで、25本もの綱で操られます。


春の高山祭 三番叟からくり
扇を開くと紙吹雪が・・・


春の高山祭 三番叟からくり
舞いながら移動し、先端の箱(玉手箱?)に顔をつけると・・・


春の高山祭 三番叟からくり
翁の面をかぶり、お爺さんに・・・


龍神台の「からくり奉納」は次のブログで紹介します。



  

春の高山祭 満開の桜のもとくりひろげられる時代絵巻

2018年4月16日

春の高山祭(山王祭)が、4月14日・15日行われました。
市街地南半分の地域の氏神様である日枝神社の例祭です。

中橋に並んだ屋台
中橋に並んだ屋台 左から 神楽台・三番叟・石橋台・龍神台
今年は桜の満開と重なり、この写真を撮りたくて比呂池は朝早くから下流の橋に並びました。


龍神台のからくり奉納
龍神台のからくり奉納


14日の天気は下り坂で15時過ぎから雨模様となり、たいへん残念ですが夜祭は中止となりました。

昨年の夜祭の様子はこちら http://hiroike.hida-ch.com/e845266.html


飛騨高山
15日も朝から雨が降り続きました。雨と風で花びらが・・・


陣屋前朝市
陣屋前朝市 おばちゃん特製?の「てるてる坊主」
値札がついていないので非売品のようです。


飛騨高山
ソメイヨシノは満開ですが、これから見頃を迎える桜も・・・


琴高台
琴高台 屋台蔵で待機中も観光客サービス


神楽台組 獅子舞
小雨が降る中、神楽台組では獅子舞が披露されていました。


朝市のおばちゃん特製「てるてる坊主」のおかげもあり、午後からは雨があがりました。


神楽台
雨があがり、陣屋前広場に向かう神楽台
子どもたちも嬉しそう・・・


獅子
中橋を渡る御巡幸の獅子


闘鶏楽
闘鶏楽


石橋台 龍神台 麒麟
石橋台・龍神台・麒麟台 桜の向こう側にも2台
夕方、屋台引き揃えが終わり屋台蔵に帰る途中、中橋には5台の屋台が並べられました。


龍神台
古い町並みを通り屋台蔵へ帰る 龍神台


飛騨高山
今年は夜祭が雨で中止となりましたが、満開の桜のもと中橋を渡る屋台を撮ることができ比呂池はかなり満足でした。夜祭の撮影は来年に期待しましょう。  

秋の高山祭 飛騨高山に繰り広げられた雅な時代絵巻

2017年10月11日

秋の高山祭
「秋の高山祭」が10月9日・10日行われ、雅な時代絵巻が飛騨高山に繰り広げられました。
旧高山城下町の北半分の地区の氏神様の櫻山八幡宮の例祭で「八幡祭」と言われます。


秋の高山祭
表参道に曳き揃えられた屋台 手前は鳳凰台


秋の高山祭
手前から 神馬台・豊明台・千人台


秋の高山祭
御神幸 祭行列


秋の高山祭
布袋台のからくり奉納
唐子2体が あや(うんてい)を渡り見事に布袋様の肩に乗り拍手喝采でした。



夕刻、提灯が灯り「宵祭」の始まりです。


秋の高山祭
手前から 鳩峯車 神馬台 
残照で空がわずかに青く写る時間帯が比呂池は大好きです。


秋の高山祭
鳩峯車 後の見送り幕が鮮やかです。


秋の高山祭
屋台行列を先導する獅子舞


秋の高山祭
安川通りに整列した屋台
手前から 大八台 行神台 


秋の高山祭
手前から 鳳凰台 仙人台 


秋の高山祭
豊明台


秋の高山祭
交差点で方向を変えた 神馬台


秋の高山祭
采女(うねめ)さん達も笑顔で・・・


秋の高山祭
表参道に曳き揃えられた屋台
手前から 宝珠台 大八台 鳳凰台
奥は櫻山八幡宮


秋の高山祭
神馬台


2016年12月 高山祭は全国33の山・鉾・屋台行事として、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。登録後初めての秋祭で、以前から外国の方は多かったのですが、さらに多くなったように感じた比呂池でした。


PIXTA > 池戸比呂志
比呂池写真事務所では、高山祭の写真素材を販売しています。
PIXTA > https://creator.pixta.jp/@hiroike

PIXTAに掲載していない高山祭の画像も数多くあります。お問い合わせください。
http://hiroike.hida-ch.com/c54776.html
  

高山祭屋台の総曳き揃え 春と秋が交互に曳き回される奇跡の瞬間

2017年5月6日

鳳凰台(秋祭)
鳳凰台(秋祭)

4月29日・30日は、高山祭屋台の総曳き揃え(ユネスコ無形文化遺産登録記念)が開催され、29日夜は祭屋台の曳き回しが行われました。

日中の「からくり実演」の様子はこちらをご覧ください。
http://hiroike.hida-ch.com/e848642.html

最大の見所は何と言っても安川通りにおいて、春の祭屋台12台と秋の祭屋台11台が1台おきに並び曳き回しされることです。

大國台(春祭) 後ろは鳩峯車(秋祭)
大國台(春祭) 後ろは鳩峯車(秋祭)


鳩峯車(秋祭) 後ろは青龍台(春祭)
鳩峯車(秋祭) 後ろは青龍台(春祭)


恵比須台(春祭) 後ろは行神台(秋祭)
恵比須台(春祭) 後ろは行神台(秋祭)


金鳳台(秋祭) 後ろは恵比須台(春祭)
金鳳台(秋祭) 後ろは恵比須台(春祭)


琴高台(春祭) 後ろは豊明台(秋祭)
琴高台(春祭) 後ろは豊明台(秋祭)

多くの提灯が灯された春と秋の祭屋台が交互に並び曳き回しされる様子は、単に優雅で幻想的なだけではなく、比呂池が生きている間はもう2度と撮影することができない奇跡の瞬間であったと思われます。  

春の高山祭 青空のもと繰り広げられる時代絵巻と伝統文化

2017年4月15日

4月14日・15日、春の高山祭(山王祭)が催行されました。
屋台行事がユネスコ無形文化遺産に登録されてから初めての祭とあって、海外からも多くのお客さまが訪れました。

三番叟・龍神台・石橋台
御旅所前に曳き揃えられた 三番叟・龍神台・石橋台

 三番叟・龍神台・神楽台・石橋台
中橋を渡る 三番叟・龍神台・神楽台・石橋台

三番叟の からくり奉納
三番叟の からくり奉納

石橋台の からくり奉納
石橋台の からくり奉納

龍神台の からくり奉納
龍神台の からくり奉納

祭提灯
祭提灯が飾られた町並み

屋台蔵
祭屋台は曳き出されていますが、屋台蔵の内部も見所です。

夜祭の様子は次のブログで・・・
春の高山祭 夜祭 提灯が揺らめき幽玄で幻想的な雰囲気に http://hiroike.hida-ch.com/e845266.html  

秋の高山祭 櫻山八幡宮の例祭 飛騨高山に繰り広げられる時代絵巻

2016年10月11日

「秋の高山祭」が10月9日・10日に催行されました。
飛騨高山の北東に鎮座する櫻山八幡宮の例祭「八幡祭」とよばれ、雅な時代絵巻が繰り広げられました。

秋の高山祭
表参道に曳き揃えられた屋台

秋の高山祭
秋の高山祭の屋台はぜんぶで11台あり、正面奥の神社境内では布袋台のからくり奉納がおこなわれ、残りの10台が表参道に並びました。

秋の高山祭 神馬台と金鳳台
神馬台 と 金鳳台

秋の高山祭 鳳凰台の彫刻
鳳凰台の彫刻
谷口与鹿(よろく)の作とされる谷越獅子

秋の高山祭 御神幸
御神幸(祭行列)

秋の高山祭
比呂池の幼少の頃は、その屋台組の子どもだけがのぼることが許されていました。

秋の高山祭 宵祭
宵祭の始まりです。
提灯に明かりが灯り、屋台が動くたびに揺らめき幻想的です。
左:仙人台 右:豊明台

秋の高山祭 宵祭
左:行神台 中:豊明台 右:大八台

秋の高山祭 宵祭
左:神馬台 右:鳩峯車

秋の高山祭 宵祭
神楽台 後ろ:布袋台

秋の高山祭 宵祭
鳳凰台

秋の高山祭 宵祭
鳩峯車

秋の高山祭が終わり、飛騨地方の今朝の最低気温はところにより10℃を下回りました。
秋が深くなるのを飛び越えて、すでに初冬の気配です。

比呂池写真事務所では高山祭の写真素材を販売しています。
PIXTA > 池戸比呂志