比呂池写真事務所

「秋の高山祭」ユネスコ無形文化遺産 祭屋台が表参道に引き揃え

2023年10月10日

秋の高山祭 大八台
表参道に入ってきた「大八台」
10月9日・10日と秋の高山祭が催行されました。

秋の高山祭 鳩峯車
古い町並みを進む「鳩峯車」
高山市街地の北半分の氏神様である櫻山八幡宮の例祭です。

秋の高山祭 鳳凰台
表参道に入ってきた「鳳凰台」
2日間とも雨がちの天気で、予定されていた行事はほとんど中止となりました。

秋の高山祭 鳳凰台
「鳳凰台」の見送り幕
幸いにも、10日午前中は青空が出て、表参道に祭屋台が引き揃えられました。

秋の高山祭
表参道を進む「左:鳳凰台」「右:豊明台」
11台の祭屋台は国の重要有形民俗文化財に指定され、

秋の高山祭 金鳳台
表参道に入ってきた「金鳳台」
山・鉾・屋台行事のひとつとしてユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

秋の高山祭 金鳳台
表参道を進む「金鳳台」

秋の高山祭
「左:金鳳台」「右:豊明台」

秋の高山祭 大八台
表参道を進む「大八台」

秋の高山祭 仙人台
表参道に入ってきた「仙人台」

秋の高山祭 仙人台
表参道を進む「仙人台」

秋の高山祭 仙人台
屋根が高くなった「右:仙人台」
祭屋台は移動時は安定性や上空の電線を避けるため屋根を低くしています。
定位置につくと屋根を上げスマートなイメージになります。

秋の高山祭 御神幸
御神幸(祭行列)
中央右の鳳輦(神輿みたい)に神様が乗って町を巡ります。
ただ、観光客はその意味がわかっていない様子です。

秋の高山祭
「中央:豊明台」「右:仙人台」
青空が広がり雲が流れいい感じです。祭屋台と空を適正露出で写すため日中シンクロしました。

秋の高山祭 大八台
大八台シスターズ(たぶん?)
妹さんのホッペにステッカー 気合い入ってます!

秋の高山祭 獅子舞
境内絵馬殿で行われた獅子舞

秋の高山祭 金鳳台
9日の宵祭は開始間近に雨で中止となりましたが、金鳳台組の皆さんはやる気満々だったようで、下一通りを行ったり来たりしていました。

秋の高山祭 御旅所
夜の御旅所
神様は、10日朝に神社を出発し町を巡り、お昼は御旅所で休み、午後からまた町を巡って神社に帰られます。

2019年以来の「宵祭」が撮れなかったことがとっても残念です。
2019年:撮影
2020年:コロナ中止
2021年:コロナ中止
2022年:雨中止
2023年:雨中止
今年は2日間とも雨の予報でしたが、「引き揃え」が撮れただけでもラッキーとしなければならない比呂池でした。
  

北アルプスの峰々は今シーズン初冠雪 高山市奥飛騨温泉郷 

2023年10月7日

槍ヶ岳 北アルプス

ここ数日高山市内は冷たい雨が降りましたが、北アルプスの高い峰々では雪が降りました。

北アルプス 奥飛騨温泉郷

今日は青空が広がり、奥飛騨温泉郷 新穂高温泉からは初冠雪した峰々を見ることができました。
いつもの蒲田川にかかる穂高橋から

槍ヶ岳 初冠雪

下界はこれから紅葉の季節を迎えますが、山の上はすでに真冬の様相です。

北アルプス 3000mオーバー3座

穂高橋からは3座の3000mオーバー峰が、車から降りてわずか数歩で仰ぎみることができる、超〜ッ!お気軽絶景スポットです。

ナナカマド
中尾高原の色づくナナカマド

北アルプスの峰々に雪が降ると、冬用タイヤに交換するタイミングを思案し始める比呂池です。
  

準備完了〜 第50回 飛友会カメキチ写真展(9/16〜17)

飛友会カメキチ写真展
第50回 飛友会カメキチ写真展
2023年 9月16日(土)・17日(日)
両日とも:9時30分〜17時

高山市民文化会館(高山市昭和町)
入場無料

飛友会カメキチ写真展

展示室の準備が完了しました。
会員8名で36作品を出展します。

飛友会カメキチ写真展

会場係員:9/16AM 野村・上田 9/16PM 水口・池戸
     9/17AM 古川・福谷 9/17PM 清水・岩堤

飛友会カメキチ写真展
今回 比呂池は、アンコール遺跡群の写真を出展しました。

皆様のご来場をお待ちしています〜  続きを読む

写真スクール新設学科のパンフレットに比呂池が採用されました!

2023年8月29日

日本写真芸術専門学校 フォトコミュニケーション科
比呂池の母校「日本写真芸術専門学校」(東京都渋谷)に、新しい学科「フォトコミュニケーション科」が設立されました。


フォトコミュニケーション科
「フォトコミュニケーション科」で学べること
 ・人との繋がりを作る力を体験できる
 ・趣味からステップアップし本格的に写真を学ぶ
 ・セカンドライフをより豊かに


卒業生インタビュー
そしてなんと、パンフレットに卒業生の一人として比呂池を紹介していただきました。


倉持先生のお言葉
倉持先生のお言葉
・新しく何かを学ぼうとする時、遅すぎるという事は全くない。
・写真は身体表現。現場に身を置かなければ写らない。動かないと何も生まれない。
・もっと知りたいと思う人、やり残したことがある人、躊躇せず一歩踏み出せ。

9年前の在学当時にご指導いただき、学生間では倉持先生のことを「モッチ〜」と言っており、中には先生に向かって「モッチ〜」って話しかける強者すぎる学生もいました・・・


比呂池インタビュー
比呂池の紹介ページ(クリックで拡大)


日本写真芸術専門学校Webサイト https://npi.ac.jp/
フォトコミュニケーション科 https://npi.ac.jp/course/night_pc.html
  

第50回 飛友会カメキチ写真展 9月16日・17日

第50回 飛友会カメキチ写真展

第50回 飛友会カメキチ写真展
期 日:9月16日(土)〜 9月17日(日)

会 場:高山市民文化会館(高山市昭和町1)
時 間:両日とも 9時30分 〜 17時 入場無料

カメキチ写真展は、今回で記念すべき「第50回」を迎えます。
これもひとえに皆さま方のご支援の賜ものと感謝しております。
お忙しい時期ですが、ご高覧いただきたくご案内申しあげます。
会員募集中

在廊係員:
9/16 AM 野村・上田
9/16 PM 池戸・水口
9/17 AM 福谷・古川
9/17 PM 岩堤・清水
  

佐渡島「宿根木」 日本海航路の廻船基地として繁栄した港町

2023年7月19日

宿根木 佐渡島
6月、「宿根木」(しゅくねぎ)の町並みを撮影してきました。
宿根木 佐渡島
宿根木は、新潟県 佐渡島南西部の港町です。
宿根木 佐渡島
宿根木 佐渡島
宿根木 佐渡島
宿根木 佐渡島
江戸時代から明治にかけ、日本海航路の廻船業の基地として、船主や船大工が集住し繁栄しました。
宿根木 佐渡島
宿根木 佐渡島
宿根木 佐渡島
宿根木 佐渡島
1ヘクタール程度の狭い低地に家屋が密集し、多くの建物が総2階建て、外壁は日本海からの吹きつける潮風から守るため縦板張りとなっています。
宿根木 佐渡島
宿根木 佐渡島
宿根木 佐渡島
江戸時代以降、瓦屋根が普及しましたが、最近は以前の様に石置き木羽葺き屋根に復原された家屋もあります。
宿根木 佐渡島
宿根木 佐渡島
宿根木 佐渡島
上と下の写真の石橋は、安永年間(1772年〜1781年)に広島県尾道から運んだ御影石(花崗石)で作られています。
宿根木 佐渡島
行く時は荷物が満杯で船は安定しますが、帰りは荷物が無く代わりに石を積んで安定させたとの説明をいただきました。
宿根木 佐渡島
伝建協 > 佐渡市宿根木 https://www.denken.gr.jp/archive/sado-syukunegi/index.html
  

佐渡金山の選鉱場跡「北沢地区施設群」をパノラマ撮影

2023年6月29日

先日、新潟県の佐渡島へお仕事撮影で行ってきました。

北沢地区施設群

お仕事撮影の合間に(そっちのけ?)、以前から撮りたかった「北沢地区施設群」を撮影してきました。

北沢地区施設群

「北沢地区施設群」は佐渡金銀山の選鉱場跡で、「北沢浮遊選鉱場」や「50mシックナー」をはじめとした鉱山の近代化に貢献した施設群跡です。

施設は明治期から有りましたが、大増産に伴い1937年から整備され、「浮遊選鉱」を行う当時の最新技術を集結し操業していましたが、わずか15年後の1952年に閉鎖となりました。

北沢地区施設群

浮遊選鉱とは・・・Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%AE%E9%81%8A%E9%81%B8%E9%89%B1


北沢地区施設群
50mシックナー
金銀を含んだ泥状鉱石の水分を分離する泥鉱濃縮装置

北沢地区施設群
キューポラ

北沢地区施設群
火力発電所発電機室棟

北沢地区施設群
北沢浮遊選鉱場
いつものパノラマ撮影です。カメラは固定しレンズを左右にシフトして合成してます。
モニター・スマホを90度横にしてご覧ください。

北沢地区施設群
北沢浮遊選鉱場
パノラマですが、三脚軸を中心にパーンした画像を合成しています。

北沢地区施設群
施設概要のパネルが設置してありました。

北沢地区施設群
施設規模の大きさや異様さに圧倒されるだけでなく、
昭和の一時期だけに稼働して佐渡の金銀をとり尽くし、
眠りについてわずか70年しか経過していませんが、
紀元前の古代遺跡を思わせる美しさを放ち、
撮影していてとても複雑な気持ちになった比呂池でした。
  

伝建協「歴史の町並」に「妻籠宿」画像を採用いただきました。

2023年6月24日

伝建協の機関誌「歴史の町並 令和5年度版」の表紙に画像を採用いただきました。

伝建協機関誌「歴史の町並 令和5年度版」

発行:(伝建協)全国伝統的建造物群保存地区協議会
歴史的町並みの保存と活用、地域文化の向上を目指し、全国104の市町村が加入しています。

妻籠宿(長野県南木曽町)

表紙は、妻籠宿(長野県南木曽町)2022年11月撮影
中山道の江戸から数えて42番目の宿場町で、全国に先駆けて景観保全活動に取り組み、1976年 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

南木曽町妻籠宿 https://www.denken.gr.jp/archive/nagiso-tsumagojuku/index.html

全国伝統的建造物群保存地区協議会Web https://www.denken.gr.jp/index.html

なお、機関誌は比呂池の手元に10数冊あるので、高山市近隣でご希望の方には無料でさしあげます。コメントやFBメッセージ等でお知らせください。 https://www.facebook.com/hiroshi.ikedo