比呂池写真事務所 › 風景&町並み

宇津江四十八滝(高山市国府町)の黄葉が見頃です。

2024年11月7日

宇津江四十八滝

宇津江四十八滝(高山市国府町宇津江)黄葉が見頃になってきました。

宇津江四十八滝
しぶき渓谷

宇津江四十八滝

宇津江四十八滝
平滝・函滝・上段滝

宇津江四十八滝
上段滝

48滝と言われますが、命名されている滝は13です。

宇津江四十八滝
王滝

宇津江四十八滝
ブナの巨木

宇津江四十八滝
銚子口滝

宇津江四十八滝
王滝

水の流れを白糸の様に撮るには、三脚にカメラをセットし、NDフィルター(ー3段程度)をつけて、1〜2秒程度のシャッタースピードで写します。

宇津江四十八滝
梵音(きよのき)滝

宇津江四十八滝

宇津江四十八滝

いつもは王滝で引き返す比呂池ですが、今回は調子が良く展望台まで行きました。ただし北アルプスは雲の中。
  

清流に咲く「バイカモ」「ワスレナグサ?」高山市一之宮町 常泉寺川

2024年 8月24日

バイカモ 常泉寺川

先日、高山市一之宮町の常泉寺川で、バイカモ(梅花藻)の花を撮影してきました。

バイカモ 常泉寺川

毎年6月下旬から9月頃まで咲き、咲き始めの時期はニュースで紹介されます。

バイカモ 常泉寺川

花は白色で水面から顔を出し梅に似ていることからバイカモ(梅花藻)と言われ、花が咲いていないと金魚草です。

バイカモ 常泉寺川

本来であればシーズン初めの7月に撮影に行きたかったのですが、
おかげさまでお仕事撮影が多く撮影に行けたのがお盆過ぎとなってしまいました。

バイカモ 常泉寺川

連日酷暑が続きますが、長靴をはいて常泉寺川に入ると、ヒンヤリとした冷たさを感じます。

バイカモ 常泉寺川

シーズン後半なので、疲れ気味の花が多いので、きれいに咲いている花を探します。

バイカモ 常泉寺川

しばらくバイカモを撮影してふと横を向くと、川の縁の水に浸っていない場所に
青色の小さな花が咲いていました。

ワスレナグサ? 常泉寺川

近づいて見ると「ワスレナグサ」(と思われる)が、狭い範囲ですが群生して咲いていました。

ワスレナグサ? 常泉寺川

蕾がついていることから今後もしばらくの期間は咲いていそうです。

ワスレナグサ? 常泉寺川

通常の開花時期は春〜初夏なので、種類が違う花なのか、常泉寺川の水温が冷たいので咲く時期が遅いのかはわかりません?? ご存じの方はコメントでお知らせください。

ワスレナグサ? 常泉寺川

花が大きめでたくさん咲いているので、園芸種が根をおろして群生になったのかもしれません。

バイカモ 常泉寺川
バイカモは来シーズン盛りの時の再度撮影に行きたいと思います。
  

飛騨高山散歩写真 8000歩で今日のノルマ達成!

2024年6月29日

飛騨高山 宮川

今日の飛騨高山は梅雨の晴れ間、気温は31°Cまで上がりました。

飛騨高山 江名子川
江名子川

そんな訳で、比呂池はお久しぶりの散歩写真に行ってきました。

飛騨高山
江名子川沿い

飛騨高山 宮川朝市通り
宮川朝市通り

飛騨高山 宮川
宮川 行神橋から

初夏を通り越して、すでに夏の光です。

飛騨高山 安川通り
安川通り

飛騨高山 上三之町
上三之町

飛騨高山 上三之町
上三之町

冷たいスイーツにレンズが向きます。

飛騨高山 宮川
宮川 中橋下流

川の水量は連日の雨で豊かです。

飛騨高山 東山寺町
東山寺町

飛騨高山 東山寺町
東山寺町

高山市街地東側ほぼ一周で歩数8000歩と、本日のノルマを達成した比呂池でした。
  

「和良蛍」明るすぎる月の光を避けるように飛翔する

2024年6月21日

今シーズン2回目の「和良蛍」の撮影に行ってきました。

和良蛍

駐車場に入ると「飛騨」ナンバーなので、係の人から「下呂からですか〜」と聞かれたので、「高山からです〜」と返事をすると「遠いところありがとうございます〜」

和良蛍
↑比較明合成3枚

蛍シーズンは本番を迎えており、鬼谷川沿いの撮影スポットに到着した時には10人くらいのカメラマンが三脚をセットしていました。

和良蛍
↑比較明合成3枚

比呂池もその列の端っこに三脚をセットしました、2つ隣の人は動画を撮るらしくものすごい機材の量です。

19時半過ぎ、山の影から月(月齢13)が出てきました。雲がまったく無いので月の光が太陽の光の様に煌々と注ぎます。

和良蛍
↑比較明合成4枚

月齢が大きな月は明るく、ホタルの背景の景色がカメラに写るので、今回は写真の出来に期待が持てます。

20時前にホタルが飛び始めましたが、何かちょっと様子が変です・・・
山の影で月の光が当たらないところは盛んに飛びますが、光が当たるところではほとんど飛びません。

和良蛍
↑比較明合成3枚

月の光は比呂池自身の影が道路にくっきり映るほど強いので、ホタルにしてみれば太陽の光が照っているのと同じなのかもしれません。(というより、月は太陽の光を反射しているので、元は太陽の光)

 和良蛍
↑比較明合成4枚

1時間ほど撮影し、500mほど下流の横野橋に移動しました。

他にカメラマンはいなく貸切状態ですが、ここもしっかり月の光が当たり、ホタルは林の中からほとんど出てきません。

和良蛍

さっきまで撮影していた山影に合わせた露出(ISO3200・F4・30秒)のまま撮ったので、まるで昼間に写したかのようです。

和良蛍
↑比較明合成28枚

ISO640・F4・15秒に調整しました。
川沿いを1台の車が通りましたが、赤いテールライトが川面に映りいい感じになりました。

ホタル撮影は、梅雨時で雲があると月は見えないことが多いので、従来は気にしていませんでしたが、月の光で飛び方がこれほど変わるとは思っていませんでした。

和良蛍
↑比較明合成15枚

車のヘッドライトや懐中電灯を当てないでとよく言われますが、それが理解できました。

次回の撮影は、来週あたり月齢が小さくなった頃に行こうと思います。

【関連記事】2024/6/15 「和良蛍」 雷雨を呼ぶフォトグラファー 今シーズン初のホタル撮影
https://note.com/hiroike7707/n/n2d15b2dfbce4
  

雲海に浮かぶ「北アルプス」戦国武将も見た絶景 飛騨高山松倉城跡

2023年11月17日

昨日 11月16日は、今シーズン1番(と思われる?)「朝霧」が発生し、比呂池は戦国時代にお城があった松倉城跡(標高857m)へ行ってきました。

北アルプス
左:笠ヶ岳(標高2897m) 右:槍ヶ岳(標高3180m)

飛騨地方で「朝霧」は、晩秋から初冬にかけて発生することが多く、夜間雲が無いと大地の熱が上空に放射され、朝方にかけて地表が冷え(放射冷却)、空気中の水蒸気が霧となって現れます。
「盆地霧」「放射霧」とも言われ、霧よりも高い山に登ると雲海を見ることができます。

松倉城跡
飛騨の里から林道を車で5分、頂上駐車場から徒歩10分
霧に包まれた石垣は、なかなか幻想的です。

松倉城跡
10時頃に本丸に到着すると、雲間から青空が見え、太陽が差し込み始めました。

松倉城跡
霧が晴れると周囲には高山盆地を覆う雲海が広がっていました。
雲海は、朝の早い時間は松倉山より高い位置にあり、時間と共に松倉山より低くなったようです。

北アルプス
東側を望むと、白銀の北アルプスが雲海に浮かんでいます。
(左から)笠ヶ岳・槍ヶ岳・穂高連峰(標高3190m)・焼岳(標高2455m)
ブログ幅が600pxなので、パノラマ画像は右回転90度でアップしています。モニタを左回転90度してご覧ください。

穂高連峰
穂高連峰のアップ
左から 北穂高岳・奥穂高岳・西穂高岳・前穂高岳・明神岳もバッチリです。

雲海
北アルプスを撮影している間に雲海は次第に薄くなり、高山の町が見えてきました。森下町・片野町 奥が江名子町です。

北アルプスと高山市
下部中央の大きな建物は、高山赤十字病院です。

飛騨山脈(北アルプス)展望図
飛騨山脈(北アルプス)展望図
帰宅してから画像を確認すると、展望図の左端(1番北側)に、剣岳(富山県 立山連峰 標高2999m)の表示があることに気づきました。

剣岳
写真を確認したところ写っていました、拡大してみると確かに剣岳です。

提供:情報通信研究機構(NICT) ひまわりリアルタイムWeb
画像提供:情報通信研究機構(NICT)様
ひまわりリアルタイムWeb
https://himawari8.nict.go.jp/ja/himawari8-movie.htm

11月16日 9時の「ひまわりリアルタイムWeb」です。
赤い矢印が岐阜県飛騨地方で、高山から国府・古川にかけて白色(グレー)表示があり、盆地に発生した朝霧が映っています。
実は自宅を出る前にこのWebを見て、期待して山に登りました。
ただし、朝霧(雲海)の高さはその時々で変わるので、山に登れば必ず見られる訳ではありません。

気象衛星や通信環境の発達により、ひまわり画像がリアルタイムで見れるなんて、いい時代になったものです。
  

残照の乗鞍岳 玉ボケモリモリで100万ドル夜景に

2023年11月15日

昨日の夕刻は、アルプス展望公園スカイパークへ

乗鞍岳 夕日

乗鞍岳(標高3026m)を始め、北アルプスの峰々が夕日に照らされました。

乗鞍岳 高山市の町並み

ここ数日の本格的な寒さで、標高の高い山は冠雪しています。

乗鞍岳 高山市の町並み

夕日が沈み街の明かりが灯り始めました。

乗鞍岳 高山市の町並み

暗くなるにつれ街明かりが美しく輝きだします。
乗鞍岳は、肉眼では暗く見えますが、西の空の残照と積もった雪で写真には美しく写ります。

乗鞍岳 高山市の町並み

ここで比呂池は玉ボケ画像を撮影しました。

乗鞍岳 高山市の町並み

ピントの合った画像に玉ボケ画像を重ねると、寂しい飛騨高山の夜景ですが、100万ドルとはいかないまでも1万ドル位にはなるでしょうか。

夜景撮影は、市役所の明かりが休日は点かないので、平日がオススメです。
  

飛騨国分寺大イチョウ 落葉の仕方で雪の降り方を占う

2023年11月12日

飛騨国分寺  大イチョウ

飛騨国分寺(岐阜県高山市総和町)の大イチョウが見ごろを迎えています。

飛騨国分寺  大イチョウ

日曜日ということもあり、観光客が次から次ぎへと訪れ写真を撮っていました。

飛騨国分寺  大イチョウ

樹南側にはわずかに緑色が残っていますが、綺麗な黄色に色づいています。

飛騨国分寺  大イチョウ

今日は広角レンズでグッと迫って撮影してみました。

飛騨国分寺  大イチョウ

落葉はすでに始まっており、今シーズンはジワジワと落葉するようです。

飛騨国分寺  大イチョウ

落葉の仕方が、そのシーズンの雪の降り方を占うと言われ、高山市民はとっても気になる大イチョウです。

飛騨国分寺  大イチョウ
  

情緒豊かな瀬戸川沿い「大イチョウ」がライトアップ 飛騨古川

2023年11月 6日

福全寺跡の大イチョウ  飛騨古川

飛騨古川(岐阜県飛騨市古川町)の秋を彩る「福全寺跡の大イチョウ」が見ごろを迎え、ライトアップされています。

飛騨古川

夕刻、まだライトアップが始まっていなかったので、古い町並みを撮影しました。

飛騨古川

飛騨古川

17時半頃になるとライトアップがスタートしました。

福全寺跡の大イチョウ  飛騨古川

福全寺跡の大イチョウ  飛騨古川

瀬戸川沿いで白壁土蔵が並び昼間でも情緒豊かですが、ライトアップされると樹齢700年以上といわれる大イチョウの存在感がアップします

福全寺跡の大イチョウ  飛騨古川

今シーズンからライトの強さがマイルドに変更されたとのことで、以前は樹の下部が露出オーバーになりましたが、今回はいい具合に撮影できました。

福全寺跡の大イチョウ  飛騨古川

更に欲を言うなら、北東側からに加え南西側からもライトを当てて欲しいと思うのは比呂池のワガママです。

福全寺跡の大イチョウ  飛騨古川
  

飛騨高山紅葉の名所「城山公園」 市民にとっては散歩コース

2023年11月 5日

飛騨高山 城山公園

飛騨高山の紅葉の名所「城山公園」が見ごろです。

飛騨高山 城山公園

飛騨高山 城山公園

市街地から坂を登り、わずか10数分で紅葉が楽しめます。

飛騨高山 城山公園

飛騨高山 城山公園

高山市民にとっては登山やハイキングというよりは、いつもの散歩コース

飛騨高山 城山公園

飛騨高山 城山公園

飛騨高山の秋は駆け足で過ぎ去ろうとしています。
  

紅葉が見ごろ&ライトアップも「春の高山祭の氏神様 日枝神社」

2023年11月 3日

高山市街地の紅葉が見ごろになってきました。

日枝神社 紅葉

春の高山祭の氏神様「日枝神社」へ紅葉撮影に行ってきました。

日枝神社 紅葉

日枝神社

日枝神社 紅葉

日枝神社 紅葉

日枝神社 紅葉

日枝神社 紅葉

日枝神社 紅葉

昼間の撮影だけでは満足できず、夕刻ライトアップも撮影してきました。

日枝神社 紅葉ライトアップ

日枝神社 紅葉ライトアップ

日枝神社 紅葉ライトアップ

日枝神社 紅葉ライトアップ

日枝神社 紅葉ライトアップ
富士社社殿
高山市の日本遺産に指定されています。
社殿も立派ですが、両脇の杉の木がいい感じです。