比呂池写真事務所 › 風景&町並み

飛騨高山は真冬日 雪はサラサラ レンズに水滴はつかないけれどとっても寒い!

2018年1月25日

全国的に寒波におおわれていますが、今日の飛騨高山は、朝は氷点下8度、日中も氷点下3度と、一日中雪が降ったり止んだりの真冬日でした。

飛騨高山
古い町並み 朝は行き交う人もまばらです。

市内の積雪は、幸いにして20センチ程度とこの時期としてはそれほど多くはありません。

飛騨高山
古い町並み

今日は、単焦点レンズ85mm 1本だけで、モノクロで撮ってみました。

飛騨高山
鍛冶橋の手長

飛騨高山
中橋 路肩は融雪が設置されています。

飛騨高山
江名子川
道路に積もった雪を川にすてるので、川がほとんど埋まってしまうこともありますが、今シーズンはそれほどでもないようです。

飛騨高山
スズメも寒そうです。

飛騨高山
宮川河川敷 ワンちゃんは楽しそうですが・・・

通常は、雪が降る時は比較的暖かく感じるのですが、さすがに氷点下だとシャッターを押す手は手袋をしていても凍えてきます。

飛騨高山
江名子川沿い

気温が高いと(0度近く)雪が水滴となりレンズやカメラにつきますが、気温が低いと雪はサラサラでレンズやカメラについてもそのまま飛んで行ってしまい、撮影には好都合です。(が、とっても寒い!)  

瀬戸川ぼんぼりライトアップ 飛騨古川三寺まいりプレイベント

2018年1月14日

明日 1月15日(月)は「飛騨古川三寺まいり」(岐阜県飛騨市古川町)です。

瀬戸川ぼんぼりライトアップ

そのプレイベントとして先週末と今週末、瀬戸川の白壁土蔵街では「ぼんぼりライトアップ」が行われました。

瀬戸川ぼんぼりライトアップ

三寺まいり当日も ぼんぼり は並べられますが、人出が多くゆっくり撮影できないと思い、撮影に行ってきました。

瀬戸川ぼんぼりライトアップ

雪が降ったり止んだり、積雪10cm程度と撮影には絶好の天候で、普段でも趣ある白壁土蔵街ですが、さらに情緒豊かに写すことができました。

瀬戸川ぼんぼりライトアップ

時おり、雪や風が強く明かりが消えることがありましたが、その都度、観光協会の方が点灯されていました。

瀬戸川ぼんぼりライトアップ

時間の早いうちは数人のカメラマンがいましたが、終盤は貸切状態になり、まるで比呂池のために行っていただいているかのようで、感謝申しあげます。

瀬戸川ぼんぼりライトアップ

明日15日は天候も良く、三寺まいり日和になりそうです・・・

飛騨市公式観光サイト 飛騨の旅 > 特集:三寺まいり https://www.hida-kankou.jp/santera/  

氷点下の森 昼はブルー 夜はライトアップ 神秘的な冬の風物詩

2018年1月12日

氷点下の森

「氷点下の森」は、岐阜県高山市朝日町 山あいの一軒宿 秋神温泉旅館に隣接した山中にあります。

氷点下の森 http://hyotenkanomori.com/index2.htm

氷点下の森

1971年(昭和46年)旅館のご主人が始められ、今ではすっかり地域の冬の風物詩になりました。

氷点下の森

秋から準備を始め、冬になると樹々に谷川の水をかけ、冷え込みとともに氷はしだいに大きく、青さを増していきます。

氷点下の森

昼間はブルーに輝き、夜は色とりどりにライトアップされ、とても神秘的です。

氷点下の森

氷点下の森

氷点下の森だけあって、当然気温は氷点下、足元は所によりスケートリンク状態。万全の防寒体制で訪れましょう。
カメラの予備バッテリーも・・・  
タグ :氷点下の森

新しくなった高山駅前交番 アルピニスト→KOBAN(高山今昔シリーズ)

2017年12月24日

高山駅前の交番が新しくなったので撮りに行ってみました。

高山駅前交番
以前は駅前ロータリーの北側にありましたが、新しい交番は南側です。
ガラス面が大きく、2階部分は格子になっています。
そして赤い文字で「KOBAN」の表示が・・・


ということで・・・
建物が建て替えになるといつもの「高山今昔シリーズ」です。

旧高山駅前交番
↑2013年9月撮影
以前(といっても数ヶ月前ですが)の交番は、乗鞍岳の青色看板に「アルピニスト交番」と表示されていました。

高山駅が建て替えられ、周囲の建物もリニューアルされる中、レトロな雰囲気をかもしだしていました。


旧高山駅前交番
↑2013年10月撮影
そして、比呂池はデジカメだけでなくフィルムカメラでも撮影していました。
画像がスクエアなのは、フィルムサイズが 6cm × 6cmの名機ハッセルブラッド(中古だけど)を使っていました。


旧高山駅前交番
↑1996年8月撮影 21年前です。
昔撮ったフィルムを探してみました。後の濃飛バスも以前の建物です。
比呂池はフジのリバーサルフィルムを使っていました。

やはり、アルピニスト交番には四輪駆動車がよく似合います。

当時、高山今昔シリーズを撮りたかったわけではありませんが、保管してあるフィルムの多くがBefore画像になりつつあります。  

天空のもみじ庭園 郡上八幡城の紅葉ライトアップ

2017年11月10日

岐阜県飛騨地方北部の紅葉は終盤となり、今回は美濃地方の紅葉です。
郡上八幡城 紅葉 ライトアップ
「天空のもみじ庭園」「天守炎上」と言われる 郡上八幡城の紅葉ライトアップへ昨夜行ってきました。

郡上八幡城 紅葉 ライトアップ
こちらのライトアップが素晴らしいのは、太陽が沈んだ直後にライトが点灯され、残照で空が青く写る時間帯から撮影に入れることです。

郡上八幡城 紅葉 ライトアップ
ライトアップされたもみじだけでも美しいのですが、やはり天守閣が画面に入るとさらにいい感じです。

郡上八幡城 紅葉 ライトアップ
天守閣前からは郡上八幡の町並みが・・・

郡上八幡城 紅葉 ライトアップ
「今シーズンは色づきが・・・」と地元の方は言われましたが、比呂池にとっては充分に美しいと感じました。

郡上八幡城 紅葉 ライトアップ
たしかに、全山が真紅の紅葉に包まれ白亜の天守閣がライトアップされれば最高ですが、なかなか思うようにいかないのが自然です。

しかし、まだ緑色のモミジが多いので、冷え込めば来週あたり一気に「天守炎上」となるかもしれません。
SNSでの炎上は避けたいところですが、天守炎上は大歓迎です。


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飛騨の里 紅葉ライトアップで広がる日本昔話の世界

2017年11月4日

飛騨民俗村 飛騨の里

今回は「飛騨民俗村 飛騨の里」の紅葉です。
飛騨の里は、飛騨各地から古い建物を移築し、里山の中に昔の飛騨の暮らしを再現した集落博物館です。

飛騨民俗村 飛騨の里
朝は霧が出ていましたが、青空が見え始めました。
飛騨地方では「朝霧」と言い、日中は天気が良くなります。

飛騨民俗村 飛騨の里
透過光だと紅葉が鮮やかに写ります。
囲炉裏の煙も出ていますが、茅葺屋根に日が当たると水蒸気が発生します。

飛騨民俗村 飛騨の里
そして、日が沈むとライトアップが・・・
外国の方がずっと座って眺めていました。
幻想的な日本昔話の世界が広がります。

飛騨民俗村 飛騨の里
旧西岡家もライトアップ
白川郷 加須良から移築された大きな合掌造りです。

飛騨民俗村 飛騨の里
左側のもみじにストロボを当ててみました。
空には月、合掌造りと紅葉のセルフライトアップ完成。

飛騨民俗村 飛騨の里
9月中旬に乗鞍岳をスタートした紅葉は飛騨各地を巡り、飛騨高山を駆け抜けようとしています。
来週は南の方へ撮影に行こうと思案中の比呂池です。



比呂池写真事務所では飛騨地方の秋の写真素材を販売しています。  

宇津江四十八滝 滝・渓流・黄葉をセットで撮影 高山市国府町

2017年11月3日

宇津江四十八滝

岐阜県飛騨地方は各地で紅葉(黄葉)が見頃となり、高山市国府町の「宇津江四十八滝」も見頃を迎えています。

宇津江四十八滝

大小多くの滝があり名称がつけられた滝は13、約900mに渡り遊歩道が整備され、滝・渓流・黄葉がセットで比較的お気軽に撮影できます。

宇津江四十八滝

宇津江四十八滝

今回の選定レンズは、17mm・24mm・24-70mmと広角側をメインに、
もちろん、三脚・NDフィルター・小型モニターも持ちました。

宇津江四十八滝
展望台のブナ
展望台からは穂高連峰が正面に望め、登ってきた皆さんは岳を眺めたり撮ったりしていますが、比呂池のカメラだけが違う方向を向いていました。
真上を撮るとき小型モニターが役に立ちます。

宇津江四十八滝


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飛騨古川 福全寺跡の大イチョウ 黄葉が見頃 夜はライトアップも

2017年11月2日

福全寺跡の大イチョウ

岐阜県飛騨市古川町 「福全寺跡の大イチョウ」の黄葉が見頃を迎え、夜はライトアップされています。

福全寺跡の大イチョウ

樹高30m、推定樹齢700年、昔この地にあったお寺にちなんで名付けられました。

福全寺跡の大イチョウ

瀬戸川沿いの白壁土蔵街は、休日の日中は観光客も多く賑わいますが、夜は人通りも少なく、ほとんど貸切状態で撮影ができます。

まるで比呂池のためにライトアップしてもらっているような・・・m(_ _)m



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飛騨高山 城山公園の紅葉が今見頃 晴天午後がおススメ!

2017年10月31日

飛騨高山 城山公園の紅葉が見頃になってきました。

飛騨高山 城山公園

観光名所の中橋や古い町並みから、坂を登れば徒歩5分。小鳥がさえずり、山を巡る遊歩道が整備されています。

飛騨高山 城山公園
緩やかな屋根は照蓮寺

飛騨高山 城山公園
二の丸遊園地は貸切状態

色づく樹は山の西側にあるので、午後からが紅葉撮影にはおススメです。

飛騨高山 城山公園

晴れた日の紅葉撮影は、断然「透過光」です。
順光で見て少々くたびれた紅葉でも、樹の下に入り透過光で撮影すれば・・・
太陽光が直接レンズに当たるとゴーストやハレーションになるので、木の葉の隙間に太陽を入れましょう。

比呂池写真事務所では奥飛騨温泉郷を始め飛騨各地の写真素材を販売しています。http://hiroike.hida-ch.com/e703176.html  

越中八尾 おわら風の盆【前夜祭】(2/2)

2017年8月30日

おわら風の盆【前夜祭】の続編です。

越中八尾 おわら風の盆
鏡町

越中八尾 おわら風の盆
諏訪町

「越中八尾おわら風の盆」は 9月1日〜3日 に開催されますが、プロローグとして前夜祭が 8月20日〜30日 まで行われました。

越中八尾 おわら風の盆
上新町

越中八尾 おわら風の盆
上新町

ストロボだけでなく三脚の使用も自粛されている会場があり、また、混み合う場所ではレンズ交換もできないと思い、ボディー2台にレンズ2本の組みとし、以下の4本からその日の気分によって2本を選択しました。
85mm F1.4
50mm F1.8
24-70mm F2.8
17mm F4

越中八尾 おわら風の盆
鏡町

F1.4については、明るさで恩恵を感じることはできましたが、やはり、F4になるとかなり暗いという印象です。

越中八尾 おわら風の盆
鏡町

会場によって明るさはさまざまで、水銀灯やナトリウム灯が煌々と照る商店街、諏訪町のように ぼんぼり だけの会場もあります。

越中八尾 おわら風の盆
上新町

諏訪町はとても魅力的な会場ですが、比呂池の手持ち機材では暗すぎて撮影は不可能だと考え、また、最大級の混雑が予想されたため今回はパスしました。

越中八尾 おわら風の盆
鏡町

越中八尾 おわら風の盆
鏡町

ISO感度については、撮り始めは3200ですが、すぐに6400、そして12800、F4レンズでは20000としました。手ぶれや被写体ブレでNGよりは、フォトショップでのノイズ低減処理に期待しました。処理後モニターで100%表示するとノイズがわかりますが、SNS画像であれば十分きれいです。
しかし、今回のようにカメラの常用感度の限界値付近で撮影したのは初めての経験でした。

越中八尾 おわら風の盆
上新町

越中八尾 おわら風の盆
上新町

水銀灯は緑色に、ナトリウム灯はオレンジ色に色かぶりするので、本来は避けたいところですが、明るさを求めるとやむをえません。
店内の蛍光灯の明かりがもれる商店の前は、色温度を3000K〜4000K程度に設定すると綺麗に写るので、ある意味狙い目です。

越中八尾 おわら風の盆
八尾の町は特別に古い町並みではありませんが、井田川の対岸から観る景観はちょっと感動です。
ただし、石垣の照明は22時30分に消えてしまったので、その前に撮影しましょう。

2017/8/28「越中八尾 おわら風の盆【前夜祭】(1/2)」はこちら
http://hiroike.hida-ch.com/e872644.html