比呂池写真事務所 › 風景&町並み

乗鞍岳 ライチョウ親子がお出迎え 下界よりは涼しいけれど・・・

2018年 7月24日

今シーズン初めての乗鞍岳でした。

ライチョウ 乗鞍岳

今年は梅雨明けが早く連日の猛暑が重なり、乗鞍岳畳平(標高2702m)は下界よりは涼しいとはいえ、少し歩くと半袖でも暑いくらいでした。

ライチョウ 乗鞍岳

大黒岳(標高2772m)の登山道では、ライチョウ親子が出迎えてくれました。撮影したのは初めてです。

ライチョウ 乗鞍岳
ヒナは2羽いましたが、1羽はすぐにハイマツの中に・・・

ライチョウ 乗鞍岳
親鳥の足には・・・


乗鞍岳
鶴ヶ池の東側や、大黒岳登山口付近では、コマクサの群生が見頃を迎えていました。
コマクサ
コマクサ
乗鞍岳

いつもの年ですと、7月下旬は高山植物の花々がいっせいに見頃を迎える時期ですが、今年は種類によってはすでに見頃を過ぎた花も・・・
高山植物の花の撮影が目的なら、早めに行かれた方がよろしいかと思います。
  

飛騨高山にインスタ映え新スポット 昼間はミニプール

2018年 7月17日

高山駅東口広場

全国的にうだるような暑さが続いていますが、このたび暑さを(少しですが)和らげる施設がオープンしました。

高山駅東口広場

高山駅東口広場に造られていた「水盤」に水が張られ、水深は中央部で数cm程度、昼間は子供たちのミニプールとなっています。

高山駅東口広場

そして陽が落ちると・・・
常に水が循環し波がたっており、ウユニ塩原の天空の鏡とはいきませんが、インスタ映え間違いなしです!
  

郡上和良のホタル 鬼谷川をうめつくす圧倒的な飛翔数!

2018年 6月19日

ホタルの飛翔は、飛騨高山周辺ではもう少し先になりますが、今シーズンの練習を兼ねて、郡上市和良町へ行ってきました。

観察地は和良町の中央を流れる「鬼谷川」沿いに約2kmにわたって広がっており、川をうめつくすようなその飛翔の多さに圧倒されます。

郡上和良のホタル
SS30秒 3枚 比較明合成


郡上和良のホタル
SS30秒 5枚 比較明合成


郡上和良のホタル
SS30秒 4枚 比較明合成


郡上市和良町へは高山市から国道41号線で向かうと、濃飛横断自動車道 ささゆりトンネル、和良金山トンネルが開通し、とっても近くなりました。  

乗鞍岳 残雪の岳を芽吹いた緑が登る そうだったのか乗鞍岳!

2018年 5月13日

昨日は、奥飛騨温泉郷でお仕事の撮影でした。
帰りに丹生川町で「乗鞍岳」がきれいに見えたので、寄り道しました。

乗鞍岳

数日前に降った雪が残っており、芽吹いた緑が岳を登っていく様子がうかがえます。
しかし、標高2300m以上はまだ真冬の様相です。

梅雨に入ると雪が溶けてしまうので、残雪と新緑が楽しめるのはこの時期だけです。

高山市街地から見る乗鞍岳と山容が違うので、地図で峰々の名称を調べてみました。

乗鞍岳
左から
「乗鞍スカイライン」がわずかに確認できます。 大きな峰は「恵比須岳」
そして、山麓には「青垂の滝」の上部が見えます。


乗鞍岳
「恵比須岳」と「不動岳」の間のV字に切れ込んだところが、乗鞍スカイライン終点の「畳平」です。
ここに、バスが何台も停まれる広い駐車場とお花畑があることは、この写真からは想像できません。

また、「里見岳」の飛騨側は、優しい名称とは裏腹に恐ろしい断崖となっています。


乗鞍岳
最高峰の「剣ヶ峰」は見えるのですが、手前の「朝日岳」の方が高く見えます。
「剣ヶ峰」と周辺の峰々の中央に「権現池」があります。

乗鞍岳にはもっと多くの峰々があるのですが、ここは近づきすぎているので、岐阜・長野県境の峰々の多くを見ることができません。


最後に・・・
「それで、乗鞍岳はどれ?」と疑問をお持ちの皆さまへ

「乗鞍岳」は「剣ヶ峰」を最高峰とする23の峰々の総称で、「乗鞍岳」というひとつの峰はありません。  
タグ :乗鞍岳

滑座の滝 新緑と滝の撮影 高山市清見町 大倉百滝

2018年 5月 8日

新緑が美しい季節になってきました。
滝と新緑を撮りに高山市清見町の「滑座(なめくら)の滝」へ行ってきました。

滑座の滝

滑座の滝は、大倉百滝の最下流の滝で、比呂池お気に入りの滝です。

お気に入りポイントその1
大きな滝ではありませんが、下流の渓流と組み合わせるといい感じに撮れます。

その2
せせらぎ街道沿いの駐車スペースから徒歩1分の超〜ッお手軽さ

滑座の滝
遊歩道沿いには いくつかの滝があり、最上流部には大倉大滝がありますが、何本ものレンズと三脚を持って登るにはなかなかハードです。

滑座の滝
滑座の滝の上流の橋から
流れの向こうに見えるのは せせらぎ街道

ジッツオ GITZO 三脚
三脚が水浴びをしたので、帰宅後はメンテナンス  

ミズバショウが今見頃 池ケ原湿原 望遠ズームはあった方がいい?

2018年 5月 2日

5月1日と2日 連続で、ミズバショウで有名な飛騨市宮川町「池ケ原湿原」に行ってきました。(連続で行った理由は後ほど・・・)
池ケ原湿原
標高980mに広がる約6ヘクタールの高層湿原で、自生するミズバショウは40万株とも言われています。(誰がどのように数えたのでしょうか?)
池ケ原湿原
湿原横の駐車場には夜が明けきらないうちに到着しましたが、すでに半分くらいのスペースがうまっていました。
付近にはクマが生息しているので、明るくなってから撮影開始です。
池ケ原湿原
昨年までは湿原への道路が開通した直後(4月下旬)に訪れることが多く、周囲には残雪があり春の雰囲気は少なかったのですが、今シーズンは気候が暖かいこともあり、春真っ盛りという感じです。
池ケ原湿原
また、今シーズンは車イス用の駐車場が新たにでき、木道は湿原の奥まで延伸され、撮影ポイントも盛りだくさんとなっています。
池ケ原湿原
木道を先へ先へと行きたくなる気持ちを抑えて、多くのミズバショウからフォトジェニックな株を探し出すことが大切です。
PLフィルターを効かせると水面の反射がとれ暗く写るので、白いミズバショウが引き立ちます。


いよいよ「2日連続で行った」理由です
ゴールデンウィーク前半は日程調整がつかず、SNSにアップされた皆さんのミズバショウ画像を見てヤキモキしていました。
池ケ原湿原
5月1日は午前3時に起床し出発しました。
車に積む時にカメラバックが少し軽く?感じましたが、「今日は体調がいいぞ〜」と勝手に思い込みました。
池ケ原湿原
湿原に到着しバックを開けたとたん、比呂池は途方にくれました。
70ー200mm望遠ズームが入っていません・・・
重さ1,490gもあるのにバックに入っていないことに気づかなかった・・・
池ケ原湿原
撮影場所が木道に限られるため、望遠ズームは必須です。
前日の撮影は望遠ズームが不要だったので、防湿庫に収納したことを思い出しました。
池ケ原湿原
撮影をあきらめ帰宅しようとした比呂池でしたが、気を取り直し 24ー70mm標準ズーム1本 で勝負(と言うほどのことではありませんが)することを決意しました。
池ケ原湿原
幸いにして、木道の周囲にも多くのミズバショウが咲き、標準ズームだけでもそれなりに撮影はできました。
池ケ原湿原
しかし、遠くにあるミズバショウが気になり、望遠ズームを使っている人を見るたびうらやましく感じました。
他のカメラマンさんは、望遠ズームにそそがれる比呂池の鋭い眼差しを背中で感じたにちがいありません。
池ケ原湿原
そんな訳で、5月2日は朝8時から町内の祭準備がありましたが、午前3時に起床、5時に湿原到着、望遠ズームで撮影、6時半すぎ湿原を出発、8時前に帰宅となりました。
池ケ原湿原
5月2日は、前日にくやしい思いをしたポイントはすべて頭の中に入っているので、速攻で撮影したことはいうまでもありません。  

桜パトロール 気になる飛騨高山の開花状況は?

2018年4月6日

飛騨高山 桜

昨日は天気が良かったので、高山市内の桜パトロールに行ってきました。


桜 飛騨高山
江名子川沿い
下流で河川工事をしているので水が溜まっています。


桜 飛騨高山
江名子川沿い


桜 飛騨高山
中橋
来週の春の高山祭(4/14・15)まで、花がもってほしいところです。


桜 飛騨高山
中橋付近


桜 飛騨高山
飛騨護国神社付近


桜 飛騨高山
江名子川付近


桜 飛騨高山
高山市図書館煥章館前


桜 飛騨高山
空町 江名子川沿い


桜 飛騨高山
空町 江名子川沿い

すでに満開が近い桜もありますが、狭い高山でも開花状況は場所によりさまざま。
今日は雨模様ですが、天気が回復するといっ気に満開となりそうです  
タグ :飛騨高山

高山駅東口広場が完成 モダンなアーケードにバウンズライトがとってもオシャレ〜!

2018年3月29日

高山駅東口(乗鞍口)の駅前広場がこのほど完成しました。

高山駅東口 駅前広場
新駅舎は2016年10月にオープンしましたが、東口駅前広場はず〜っと工事が続いていました。

以前の高山駅前 2013年3月撮影
↑以前の駅前 2013年3月撮影


高山駅東口 駅前広場

春の高山祭(4月14日・15日)を告げる のぼり旗が立っているので高山駅とわかりますが、以前の駅前広場と違ってとってもオシャレ〜です。

駅前広場をとり囲むようにモダンなアーケードが設置され、雨や雪が降っても大丈夫!
駅舎と同様の暖色系で、アーケード天井にバウンズする間接照明となっています。

高山駅東口 駅前広場

また、地下水を利用した深さ5cmの水盤が作られ、まだ水は入っていませんが、どんな景色が映るのか楽しみです。  

フクジュソウ 飛騨にも春が!各地の群生地で今見ごろ

2018年3月26日

冬が長い飛騨にも、いよいよ春がやってきました。
飛騨各地のフクジュソウ群生地では、お日様の光を受けて小さな黄色い花がいっぱい咲いています。

フクジュソウ
飛騨市神岡町

先シーズンは少し開花が遅れましたが、今シーズンは平年並みでしょうか。

フクジュソウ
高山市朝日町


フクジュソウ
高山市丹生川町


フクジュソウ
飛騨市神岡町



高山市丹生川町
「キクザキイチゲ」でしょうか?


フクジュソウ
高山市朝日町

フクジュソウは数日間は咲き続けますが、しだいに茎がのびてくるとかわいらしさは半減・・・
また、周囲の草がのびてくると写真を撮るのが難しくなります。

フクジュソウ
高山市丹生川町  

飛騨の里 冬のライトアップ 雪蛍が舞う幻想的な景観

2018年 1月27日

飛騨の里

飛騨の民族文化を未来に伝える「飛騨民族村 飛騨の里」では、2月末日まで冬のライトアップが行われ、幻想的な景観が広がっています。

飛騨民族村 飛騨の里 http://www.hidanosato-tpo.jp/top.html

飛騨の里

先日来の寒波で五阿弥池には氷が張り雪原になっています。
また、いい具合に雪が舞っているのでストロボを発光して雪蛍を写しこみました。

飛騨の里

大型バスが到着すると次から次へと外国のお客さんが入場して、かがり火の前はスマホでの自撮り大撮影会が展開されます。

飛騨の里

しかし、あまりの寒さに10分もしないうちに、皆さんはバスに退散されるので、その後はゆっくりと撮影することができます。