グラスのスタジオ撮影 白バック & 黒バック
2015年2月10日
先日1月29日に、白バックと黒バックの
「花とグラス」の画像をアップしましたが、今日はそのライティングの仕組み(などと言うほどたいしたことではありませんが)を紹介します。
←左 背景は白 グラスのエッジは黒 右→ 背景は黒 グラスのエッジは白
まったく違うイメージですが、背景のアクリル板に貼るケント紙の位置と大きさを変えるだけです。
1 グラスの背面に乳白アクリル板を設置します。
2 乳白アクリル板の後ろに照明を設置します。(黄色はアクリル板を透過する光のイメージです。)
3 ←左側
白バックは、アクリル板の左右の端にタテに長い黒ケント紙を貼ります。
グラス自体は透過する光により白(透明)に写りますが、左右の黒ケント紙がグラスのエッジに写り込み黒エッジとなります。
4 右側→
黒バックは、グラスの背景(アクリル板の中央)にカメラアングルより大きく、黒ケント紙を貼ります。
グラス自体は背面の黒ケント紙により黒く写りますが、アクリル板の左右からの透過光がグラスのエッジに反射して白エッジとなります。
黒ケント紙の貼る位置と大きさを変えるだけで、イメージの違う写真が撮れることをご理解いただけたでしょうか。比呂池でした。