朴葉寿司(岐阜県の郷土食)の撮影 グリッドライトでシズル感を
2016年6月8日
朴葉寿司は、岐阜県の飛騨・東濃・中濃地方の郷土食で、朴葉の若葉が大きくなってきた5月下旬〜6月にかけて各家庭で作られます。
比呂池奥様に撮影するよと言ったら、具材がとってもリッチになりました。
包んでしまうと具材がぺったんこになってしまうので、包む前の状態で撮影です。
↑撮影セットは、天トレ(撮影物の上にトレーシングペーパーを張る)に、後方斜め上からのバックライト、その対角にフロントライトです。
↑今回は左側からもう1灯ライトを追加しました。
↑前面に細かいハニカム形状(六角形)の穴が開いたグリッドを付けたライト
光が拡散せず狭い角度で照射されます。写真のグリッドは10度
↑グリッドライトにより、具材の中でも比呂池が大好きな甘辛く煮たシイタケと、中央のサンショの葉に照りが出ています。
色合いだけでも十分に「美味しそう」に感じますが、照りが加わると「美味しそう感」はさらにアップします。それを「シズル感」と言います。
朴葉寿司は作りたてでもお美味しいですが、数時間経過すると朴葉の香りが寿司にうつり、さらに美味しくいただけます。
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