Wスーパークランプで一脚を三脚に取り付けカメラ2台をセット
2016年8月18日
夏は花火大会など夜の撮影が多くなりますが、そんな時必要なのが三脚です。
本来であれば 標準ズームレンズ と 望遠ズームレンズ の2台体制で撮りたいのですが、観客が多い場所で三脚を2台並べるとひんしゅくをかってしまいます。
また、レンズを付け替えているとチャンスを逃してしまいます。
高倍率ズームレンズが欲しいところですが、使用頻度を考慮すると購入にちゅうちょします。
そんな訳で今回は、三脚に一脚を取り付け、カメラ2台をセットする方法です。
カメラ2台をセットできるアームは市販されていますが、アクセサリー類の増殖を防ぐため、手持ちの機材で検討してみました。
↑ポイントになるのは「スーパークランプ」、機材をパイプ等に固定する機材です。
ダボ(金色 円柱の部品)で2台を接続します。
↑接続したスーパークランプ2セットで一脚を三脚に取り付けました。
スーパークランプ1セットだけでは不安定で、やはり2セット必要です。
↑ダボで回転しクランプの角度が調整できるので、並行でないパイフを挟むことができ、1脚はほぼ垂直に固定できました。
カーボン三脚をクランプで挟むことはたいへん気遣います(カーボンパイプはタテ方向には強いがヨコ方向には弱い)が、比呂池の三脚は古いアルミ製のGITZO(ジッツオ)なので大丈夫(たぶん・・・)
アルミパイプとはいえやはり不安なので、パイプの中央ではなく端を挟むようにしました。
↑望遠ズーム(左)は三脚座により同じ位置でヨコ・タテ切り替えができ、標準ズーム(右)はタテ位置の場合は外側に雲台が倒れるようにセットしました。
来年の手筒花火の撮影にはこの体制で臨もうと思う比呂池です。