サンカヨウ 森のガラス細工 雨に濡れると透明に・・・
2023年5月15日
奥飛騨の森で「サンカヨウ」(山荷葉)を撮影しました。
花弁が雨に濡れると透明になるため、「スケルトンフラワー」「シンデレラのガラスの靴」「森のガラス細工」などの華麗な別名があります。
1本の茎に特徴的な大小2枚の葉をつけ、先端に6〜8つくらいの花が順番に咲きます。
数日で咲きそろいますが、最後の花が咲く頃には、最初の花は散り、咲きそろっているのを見ることがなかなかできません。
花弁が透明になった様子を撮りたいところですが、多少の雨ではそれほど透明にならず、2〜3日連続した降雨が必要のようです。
また、雨の降り方が強いと花弁が落ちてしまい、霧雨の様な弱い雨が数日継続する必要があるようです。
↑4月下旬に撮影 芽が出たばかりなのに、もう蕾がついています。
各地に分布しており、奥飛騨が終わると、さらに標高が高い 上高地 や 天生高原 等で見ることができます。