【雨氷】(うひょう)降っている時は「雨」 地上に落ちると「氷」

フォトグラファー 池戸比呂志

2022年01月11日 21:53

2022年1月11日

今回は写真やカメラの話ではありません。

今朝は珍しい気象現象があったので、記録としてアップします。


【雨氷】(うひょう)
2022年1月11日 8時40分 撮影
降っている時は「雨」 地上に落ちると「氷」

今朝は冷たい雨が降っていたのですが、車の表面には氷の幕が・・・
過冷却の雨が、車体に当たった衝撃で一瞬で凍りつき、アイスコーティング状態になりました。

「雨氷」(うひょう)と呼ばれる現象です。

「過冷却」:
物質が液体から固体に変わる温度(凝固点)以下の温度でも、液体のままでいる状態。

水は通常0°C以下で氷になりますが、小さな水滴はゆっくり冷えると0°C以下になっても氷にならないことがあります。

過冷却水滴に衝撃が加わると(地面やモノに当たる)、一瞬にして凍りつきます。

大気現象の記号

気象庁HP > 記号の説明
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/man/tenki_kigou.html

きっと、地面も同じ状態だったと思われますが、凹凸があったりで判別しにくく、車体の表面は滑らかだったので判別できたのだと思います。

今回は、フォトグラファーでなく、気象予報士「登録番号 第7707号」比呂池でした。

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