「橋の名は。」平湯温泉:天空のワインディングロード(勝手に)編

フォトグラファー 池戸比呂志

2021年05月23日 21:47

2021年5月23日

今日は梅雨の晴れ間、高山市 奥飛騨温泉郷 平湯温泉へ ニリンソウを撮りに行ってきました。

高山市内から平湯温泉へは、国道158号線を東に向かい一本道(カーブはありますが)です。

平湯トンネル東口〜平湯スキー場付近までの約2kmの間は、車窓から笠ヶ岳が望め、平湯温泉街を見下ろす高架で「天空のワインディングロード」勝手に比呂池は言っています。

天空のワインディングロード(勝手に)にさしかかったところ、橋名称の表示板が新しく設置されていることに気づきました。それにサイズも大きい!



初めてきく(見る)名称が多く、表示板が気になって運転に集中できないほどです。

ニリンソウの撮影を速攻で済ませ、橋名称のチェックに向かいました。


天空のワインディングロード(勝手に)には7つの橋があり、車を駐車スペースに置いて徒歩でチェックに向かいました。

橋名称の紹介は、平湯トンネルに近い橋から


上宝橋
短いトンネルを抜け最初にあります。
2005年高山市に合併する前は上宝村だったので、村の名称が使われたと思われます。


笠見橋

雲がなければこの方向に笠ヶ岳の絶景を望むことができます。

ここから何度も笠ヶ岳を撮っていますが、笠見橋という名称を今回初めて知りました。


さつき橋


平湯温泉大橋
平湯温泉街を最も近くから望むことができます。


里見橋


足宗大橋


白樺大橋


1978年(昭和53年)、43年前 平湯トンネルの開通に合わせ「天空のワインディングロード(勝手に)」も開通しました。
それまで国道(酷道!)158号線は平湯峠を通っており、冬季は通行止でした。


橋名称は、建設当時から欄干に控えめに表示されていますが、人が歩くことはほとんどなく、車で走行すると読めません。たぶん地元の人でも橋名称を正確に言える人は少ないと思われます。

開通から43年が経過した今になり、橋名称の表示板が設置された理由がとっても気になる比呂池です。

たぶん・・・
「天空のワインディングロード(勝手に)」は天気が良ければ最高のドライブルートですが、凍結積雪期は国道158号線最大の難所です。

10月やゴールデンウィークでも雪が降ることがあり、比呂池が東京に通っていた時はこの道を通るため、10月〜5月まで冬用タイヤをはいていました。

夏用タイヤのまま予想しない積雪でスタックした車を何台も見ていますが、助けの電話をし詳細な場所を聞かれても平湯温泉だけでは広すぎます。また、降雪時はホワイトアウトで目標の確認もできません。そんな時 橋名称がわかればピンポイントの目標となります。

ホワイトアウト時でも橋名称が確認しやすいようサイズが大きめになっているのではないでしょうか。

ということで、ニリンソウの画像は次回に・・・

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