庄川峡 鏡の様な水面に広がる航跡波

フォトグラファー 池戸比呂志

2020年08月09日 20:09

2020年8月9日

今年の東海地方の梅雨明けは平年と比べ遅れました。



しかし、梅雨が明けても、スカッと晴れる日がほとんどなく、水蒸気が多いためか山々が霞(かす)み、撮影してもイマイチです。



そんな訳で、山を写さなくてもいい被写体を求め、富山県砺波市の庄川峡遊覧船を撮りに行ってきました。



庄川峡遊覧船は、「船でしか行けない秘境の一軒宿:大牧温泉」への唯一のアプローチ手段です。



遊覧船を見下ろせる橋は、以前は「長崎橋」だけでしたが、近年上流に立派な「利賀(とが)大橋」が完成しました。



撮影のポイントは、鏡の様なダム湖の水面に広がる、遊覧船がおこす波(航跡波・航走波 等と言う)の美しさです。



ゆるやかな波のイメージに反して、遊覧船はイメージよりも(かなり)速いスピードで航行します。



フォーカスは遊覧船に。
左右に広がる波のバランスをとりながら。
周囲の樹々や橋もいい感じに入れて。
撮影はけっこうタイヘンです。



橋を通過する遊覧船は、季節により変わりますが、1日8回程度、40分以上の間隔があるので、撮影は時刻表を確認しながら・・・

庄川峡 船の旅 http://www.shogawa-yuran.co.jp/index.html

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